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ブログ2020.09.22

空き家を放置することでかかる年間費用は?

空き家を放置している人はたくさんいると思います。ですが、空き家を放置することで、年間どれだけの費用がかかるのかを知っていますか?では、具体的に説明していきたいと思います。

 

●税金

税金がかかるのですが、その土地の価値によってどれだけのお金が掛かってくるかが変わるので、平均的な金額で紹介します。

固定資産税評価額が土地1000万円、家屋300万円として、

・固定資産税 約65000円

・都市計画税 約19000円

●保険

火災保険料 約30000円

●水道光熱費

水道光熱費 約36000円

 

ここまでで合計が15万円ほどかかります。これだけでも年間かなりのお金がかかることが分かりますね。ただ、空き家があるだけでこれだけのお金がかかるので、そのままずっと放置しておくとかなりお金がもったいないです。

 

●その他メンテナンス

他にも壁や屋根のメンテナンス、庭木の伐採代などたくさんのお金がかかります。管理費と固定資産税、水道光熱費がすべての合計で年間30万円くらいかかることもありますし、家や土地が大きければさらにお金がたくさんかかるでしょう。年間30万円かかって10年放置しておくと、それだけで300万円のお金がかかってしまいます。そこまでのお金になるとお金がもったいないので、何らかの対処をすることをおすすめします。

●更地にして売却するか賃貸にするか

空き家になるということは、ほとんどの場合が人がそのままでは住めるような状態ではないことが多いです。ですので、解体工事をして更地にして売却するか、住める程度にリフォームして誰かに貸す、もしくは自分たちで住むなどが必要です。ただ、基本的には、リフォームして賃貸にするのは、お金がかかるので、解体工事をして更地にすることをおすすめします。更地にした後、そのまま売却するか、駐車場にして人に貸すかを選択することをおすすめします。

 

●まとめ

このように、空き家を放置してそのままにしておくと、どれだけの費用がかかるか分かりましたか?年間30万円もするならもったいないと思う人もたくさんいるでしょう。もし、空き家を放置してそのままにしてしまうと「特定空き家」と認定されてしまい、固定資産税が6倍になってしまいます。そうなるとさらに年間の費用がかかるので、特定空き家になる前に何らかの対処をした方がいいでしょう。そのときに解体工事をして更地にするか、駐車場として人に貸すかのどちらかの選択をおすすめします。