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ブログ2020.09.28

都市部と地方の空き家になる理由とは

空き家が社会問題になっていますよね。空き家は地方の方が多いと思っている人が多いですが、実は都市部の空き家も増えてきています。では、都市部が抱える空き家問題と地方が抱える空き家問題について紹介したいと思います。

 

●都市部における空き家の理由とは

 

都市部では、都市部の借地問題、地価の下落、登記の問題の3つが理由で空き家になっています。都市部では地方と比べて借地利用が多く、権利関係が複雑な場合があり、そのことが原因で土地活用が進まず空き家となっているケースがあります。また、都市部ですが、地価が下がっている場所があり、そこが空き家になっていることが多いです。そして、家の所有者が死亡して本来ならば相続が行われるのですが、手続きがされず不明となっているケースもあります。主にこれらが原因で空き家になっている状態です。

 

●地方で空き家が増加する理由とは

 

地方で空き家が急増する理由としては、核家族化などがさまざまな理由があります。特に物価の安さが理由で空き家問題が加速しています。地方の方は土地代も安く都会に比べて新築を建てるのも難しい話ではありません。ですので、中古住宅が売られていても新築の家を建ててしまう状態にあります。まだすめそうな中古住宅があっても、新築の方が住みたいと思う人が多いので、中古住宅の需要がないのが現状です。また、家族が遠方におり、空き家の場所まで遠く、なかなか管理が出来ないため、そのまま放置されてしまっているケースもあります。

 

●どの場所でも解体工事することが大切

 

まだ、使えそうな家ならリフォームして人に貸すことも出来ますが、そのまま長い間放置してある空き家はかなり老朽化しています。誰も管理しないことで、ますますひどい状態になっており、人が住めるような状態であることが多いです。そういった場合は、解体工事をして空き家だけでも壊してしまうことをおすすめします。そうすれば、更地にした空き家を売ることもできますし、駐車場として貸すこともできます。老朽化した状態の空き家ならそのままにしていても需要がないので、出来るだけ早めに解体することをおすすめします。

 

●まとめ

 

このように、都市部と地方の空き家になる理由について紹介しました。都市部なら空き家が少ないと思いがちですが、都市部だからこそ問題になることも多いのですね。どのみち、特定空き家になってしまったら撤去しなければいけなくなるので、早いうちに対応しておくことをおすすめします。