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ブログ2020.09.20

遠方の空き家を管理するには?

空き家問題の多くは、自分たちの住んでいる地域よりも遠方にあるということが上げられます。空き家をどうにかしなければならないと思っても遠方にあることから、面倒になり、そのまま放置してしまうというケースが多いです。すぐに解体工事をすればいいですが、遠方から業者を決めるには、時間がかかるので、すぐに出来ないという人もたくさんいるでしょう。では、遠方にある空き家の管理方法について紹介したいと思います。

 

●空き家が損な理由

これまでは更地よりも建物があった方が固定資産税の軽減を受けられたことから家をそのままにしておくケースが多くありました。ですが、2015年5月26日に施行された「空き家等対策の推進に関する特別措置法」により、地域に住む人たちの住環境が悪化するおそれのある「特定空き家」と指定されると税金の特定措置を受けられなくなります。実際に老朽化した空き家は近隣住民に迷惑をかけることがあり、クレームがたくさん入っています。特定空き家になってしまうと、固定資産税が6倍になってしまうので、出来るだけすぐに対策をした方が良いです。

 

●空き家の管理サービスを受けるのがおすすめ

自分たちで遠方の空き家を管理するのは難しいものですね。すぐに解体工事をするなり、売却するなり出来ればいいですが、今すぐに出来ないという人のために、巡回して管理してくれるサービスがあります。月に1度訪問して、建物外部や庭木の確認、ポストの整理をしたり、室内の換気や清掃を行ったりしてもらえ、その結果をメールや書面などで報告を受けることが出来ます。もちろん月々のコストなどがかかるので、お金に余裕がないと出来ないですが、今すぐに対処が出来ない人はこのようなサービスを受けることが出来ます。お金はかかりますが、定期的に人の目でチェックして、最低限の清掃をしてくれるので、何もしないよりかは安心ですよね。少しでも換気や清掃をすることで家を長持ちさせることが出来るため、サービスを受けることをおすすめします。また、空き家を所有した方がいいのか、賃貸にするのか、売却した方がいいのかいくつか選択肢があるのですが、どうすることが一番いいのかプロの視点で提案してくれる不動産屋もあるので、そういったところに相談して、将来はどうしていくか決めるのもおすすめです。

 

●まとめ

このように、遠方にある空き家問題について紹介しました。そのまま放置してある空き家はかなり老朽化が進んでいる場合が多く、住めるような状態ではないことが多いので、解体工事をしてから、売却するか維持するかを決めることをおすすめします。