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ブログ2022.06.02

豪雪地帯での解体工事について

豪雪地帯での解体工事について

日本は雪国なので、冬になると日本海を中心に大雪の恐れがあります。

その季節になると、市街地では屋根から落雪したり、山間部では雪崩が起こる危険性が非常に高くなるので、十分気を付けるようにしましょう。

実際、雪国における解体工事では早朝より雪かきを開始し、日没まで解体工事を行い、翌日の早朝からまた雪かきを開始する。

このような流れになるため、解体工事の効率は非常に低くなってしまいます。

一方で、降雪量が他の県よりも非常に多い地域に空き家をお持ちの方々が悩んでおられることで圧倒的に多いのが、雪おろしです。

遠いところに住まれている場合は、わざわざ遠方から雪下ろしをしに行くのではなく、雪下ろしを代理で行ってくれる代行業者に依頼することが多いです。

その中でも、以下のようなご相談をいただくことが近年増加してきています。

♢毎年冬になるたびに空き家の雪下ろしに費用がかかっているのはもったいないので、解体工事を依頼した方が良いのではないのか。

♢空き家を長い間放置しており、雪の重みにより屋根が落ちてしまい、解体工事を行わなければならない。

♢現在まで空き家のまま放置していた実家を取壊すのはなかなか勇気が出ないが、このまま雪の影響を受けて家が崩れてしまうのはもっと悲しい。

こちらで挙げたご相談の中の「雪の影響を受けて家が崩れてしまう」という点が重要になります。

屋根がはがれ落ちてしまったり、建物が崩壊してしまうと解体工事の費用が大変高くなってしまうのです。

もしも、建物がそのまま建設されている状態であれば、解体工事を行い排出される廃棄物を廃プラスチックや木くず、ガラスなどの種類別に分別し産業廃棄物処理施設に持ち込みリサイクルを行うのですが、屋根が落ちてしまいひどい状態になってしまった建物に関しては、この分別に関して、多くの手間がかかってしまい、さらにすべて分別ができない【混合廃棄物】として処分される場合には、その処理費用は大変高くなってしまうため、解体工事の費用も非常に高くなってしまうのです。

降雪量の多い地域にお住まいの方で、春になってからの解体工事を考えている方は、良心的な料金で、安心安全にお任せできる解体工事業者さんであれば工事のスケジュールが早々に埋まってしまう可能性もあります。なので、できるだけ前もって安心してお任せできる解体工事業者へご相談してみることをおすすめします。