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ブログ2020.03.26

解体業者が教える『空き家の解体工事を業者選ぶコツ』

空き家の解体工事業者を決めたら


両親が他界してしまったけれど、自分は両親が住んでいた家では生活しないという方や、空き家を貸し出すこともないという方もいるのではないでしょうか。
このような方々の場合は、やはり空き家をそのまま放置しておくわけにはいかないため、解体工事をする必要が出てきます。
この空き家の解体工事は、簡単に素人がやろうと思えばすぐにできることではありません。
つまり、空き家の解体工事をしてくれる専門の業者を探し、そこに依頼をする必要があります。
ではいったい、その解体工事をしてくれる業者をどのように探せばいいのでしょうか?
空き家の解体工事をしてくれる業者と一口で言っても、その業者はいくつも世の中に存在します。
そこで、しっかりと自分が納得して空き家の解体工事を済ませることができるように、空き家の解体工事をする上での業者選びのコツを教えたいと思います。

 

空き家の解体工事業者のポイント


実際に空き家の解体工事の業者を選ぶ際に、押さえておきたいポイントをここではご紹介していきますね。
ポイント1・とにかくその解体業者が許可や登録があるかどうかチェックする。
まず、何といってもその依頼しようと思っている業者が、空き家の解体工事の許可や登録をきちんと所有しているかどうかもチェックしてください。
一体どのような許可や資格かといいますと、許可建設業許可というものです。
また、登録は、解体工事登録という登録です。
ちなみに、許可と登録、両方がなければいけないというわけではなく、どちらか一方があれば問題ないとされています。
ただし、ここで気を付けたいのはこの建設業許可と解体工事登録の違いについてです。
建設業許可は、請け負う金額の制限がないのですが、解体工事登録の場合は、500万円未満の工事(工事1件あたり)という制限がついています。
そのためしっかりとこの許可と登録もしっかりと把握し、解体工事を業者に依頼するようにしましょう。
ポイント2・実際に空き家の解体をしたことがある人にも話を聞いてみる。
空き家の解体工事を依頼するという行動は、普段したことがなく慣れていないという人が大半ですよね。
そのため、もし実際に空き家の解体工事をしたことがある方が身近にいるのであれば、色々と相談してみるのも一つの方法です。
そうすることで、より業者を選定しやすくなりますし、どのような段取りで手続きをすればいいのかも把握しやすくなりますよ。

 

空き家解体工事業者依頼する前に


空き家解体工事を業者に依頼するということは、メリットが非常に多いですよね。
しかし気になることのひとつに税のことも気になるのではないでしょうか。
よって、しっかりとこの空き家解体工事を済ませるためにも、税のことも知っておく必要があります。
まず、空き家を解体してしまうと、当然ですが固定資産税の減税をすることができなくなってします。
つまり人によっては、税金がアップしてしまうのではないか・・・という不安を感じている人がいるかもしれません。
しかしここはそこまで心配する必要はないでしょう。
空き家等対策特別措置法という法律ができたため、この法律により特定空き家の場合は住宅用地の特例は関係なくなっています。
よって、あくまで特定空き家の場合ですが、しっかりと税の面でのデメリットは払拭されています。
ちなみに、この特定空き家とは、倒壊の危険や近隣への被害、環境衛生上の問題などがある空き家のことを指します。
もし特定空き家を所有しているのであれば、やはりこのようなリスクを抱えているわけですから、しっかりとリスクを取り除くためにも、空き家をきちんと業者に依頼して解体することは、とても大切なことだといえます。

 

空き家解体工事業者に依頼しよう


いかがでしょうか。
空き家の解体工事をしようと思ったのなら、しっかりと納得のいく業者を選んで解体工事をしてもらうようにしましょう。
なかなか日常では、馴染みのない業者であることから、難しいように感じてしまうかもしれませんが、しっかりと調べて解体工事を業者に依頼すれば何も問題はありません。
空き家を放置しておくということは、リスクを抱えてしまっているということにもなるので、きちんと対処するようにしましょう。

 

解体工事は『みんなの空き家解体へ』