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ブログ2020.09.27

空き家を10年放置したらどうなる

空き家が社会問題になっていますよね。空き家を相続したとしても、持ち主が定期的に家の掃除をしたり、草などを刈ったりしてくれれば問題がないのですが、中には何もしないで何年も放置している人もいます。では、空き家を10年ほど放置しているとどのような状態になるのか紹介したいと思います。

 

●10年放置された家の状態

建物は10年も建てばボロボロになっていきます。10年ということは、壁の塗り替えなどをしなければならない時期なので、そのままにしておくと、どんどん外壁がボロボロになってしまいますよね。それだけではなく、草木が特に問題で家の境界線を越えて隣の家の庭や、道路にまでぐんぐん侵入してきます。当然近隣にはものすごく迷惑がかかるでしょうし、虫も発生しますよね。「物干しのところまで枝がのびてくる」と困っている人もたくさんいますし、道路は歩道どころか車道まで飛び出しているから車で前を走るときは、反対車線に寄らないといけません。このように見るとかなり迷惑ですよね。10年も空き家を放置していると、かなり草なども生えるので、定期的に掃除などをしにくることが大切です。

 

●空き家放置で訴えられるかも

 

空き家を長く放置すれば、自然災害で隣の家に倒れてしまったり、害虫を近所に拡散してしまったり思わぬトラブルの原因になります。空き家のせいで近隣に迷惑をかけた場合は、空き家の所有者が責任を負わなければいけません。これは、民法717条でも定められています。もし、空き家にしたことで誰かに損害を与えてしまったら、相手に賠償をしてもらわなければいけません。相手から訴えられることもある得るので、もし、空き家を保有していたら、すぐにでも対策を考えてください。老朽化が進んでいたら、一番は解体工事をして更地にして売却をすることです。これなら解体業者を探せばいいので、一番楽な方法です。空き家の状態が悪いなら、更地にして土地を売ることをおすすめします。

 

●まとめ

 

このように、空き家を放置してしまったら家の状態がどうなってしまかについて紹介します。家の換気などをしませんし、草ものびっぱなしなので、当然そのままの状態では、近隣や近くに通る人が迷惑ですよね。もし、何らかの事情で空き家にしなければならないなら、定期的に家の管理をしましょう。もし、面倒なら空き家を解体工事して更地にしてから売却をすることをおすすめします。その場合は解体工事業者を選んでくださいね。