空き家を所有していて、もし、解体工事をするなら解体業者選びをしなければいけません。解体業者は探せばたくさんあるのですが、悪徳業者がまぎれているとは言い切れません。そこで、もし、空き家を解体して、業者を選ぶなら、知っておくポイントについて紹介したいと思います。

 

●家屋、建物、住居の解体工事業の登録、認可を受けた業者であるか

 

解体工事や廃棄物の運搬、処理を行うには、解体工事業者としての登録を工事現場のある都道府県に対して申請し、登録する必要があります。登録業者でない場合、仲介だけ行い、悪徳業者や下請け業者へ工事を依頼し、費用や中間マージンが発生している可能性があります。もし、解体工事の費用が平均よりも、かなり高いと感じたら、特に注意をしましょう。解体工事してもらう際は許可や登録番号の確認をしてください。

 

●見積もりなどを書面で見せてくれるか

 

安い金額で見積もりをして、工事が始まってから追加料金で値段を吊り上げてくる業者もあります。解体工事をしてもらうお客さんはほとんどが解体工事に関して素人の方ばかりなので、説明してもらうだけでは分かりません。細かい見積もりやしっかりとした金額は書面で分かりやすく提示してくれるかを見るようにしましょう。また、契約内容に不明な点があれば、その都度質問して、丁寧に回答してくれるかどうかを見ることをおすすめします。

 

●見積もりの金額が適正か

 

上記で高すぎる見積もりに注意をしましょうと言いましたが、反対に安すぎる見積もりを出してくる業者も要注意です。安い解体業者にはそれなりの理由があることがほとんどです。最悪の場合、契約をしたけど、工事を行わずに逃げられたというケースもあり得ます。また、ゴミを不法投棄をされたり、必要書類を発行しない、近隣のクレームには対応しないなどさまざまな問題が発生する可能性があります。安いことは大切ですが、相場よりもかけ離れた金額を提示する業者はやめたおいた方が無難です。

 

●まとめ

 

このように、空き家を解体工事する際の解体業者を選ぶポイントについて紹介しました。解体業者はたくさんあるのですが、中には、悪徳業者や悪徳とまでは言わないですが、いい加減な仕事をする会社もあります。そういった業者に依頼しないように、こちらもある程度知識をつける必要があります。良い業者を選びたいなら見積もりを複数社出してもらい比べてから決めることをおすすめします。上記で紹介したポイントだけ押さえておいてくださいね。