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ブログ2020.09.15

空き家を放置してはいけない理由とは?

東京や大阪府などの都市部を筆頭に空き家が急増しているのは知っていますか?誰も住んでいないのに、家がそのまま放置してある状態を空き家というのですが、基本的にメンテナンスなどをしていない場合が多いです。特に空き家と遠く離れた地域で暮らしていると定期的に家を見に行くことが出来ず、そのままになってしまうのです。では、空き家を放置していけない理由について紹介したいと思います。

●空き家の老朽化による倒壊

空き家は人が住まないまま放置しておくと、閉め切った状態になってしまい、湿気がたまり、どんどんもろい家になってしまうのです。そのため、台風や地震など自然災害が起きたときに倒壊してしまうおそれがあり、近隣に資材などが飛んでしまったり、他人や公共のものを壊してしまうおそれがあります。また、飛散したことで、他人に怪我をさせてしまうと、責任を問われることもあるので、空き家のまま放置しておくのは大変危険です。

●犯罪が発生する可能性

空き家を管理しておかないと、雑草が生いしげり、害虫が出ることにより、「誰も住んでいなくて放置されている」ということが周囲から分かってしまいます。その結果ごみを不法投棄されたり、家の外壁に落書きされるなど、近隣からすれば治安の悪化が心配されます。また、荒れた空き家には不審者が侵入されたり、動物が住み着いてしまう恐れもあるので、その近隣に住んでいる人にとっては、とても迷惑です。そうなると最終的に近隣の方たちからクレームが入り、自治体から連絡が来ることもあります。

●近隣物件を含む資産価値の影響

例えば、あなたが家を建てたいと思ったときに近所に空き家があったら、その周辺の土地を買いたいと思いますか?空き家があるだけで、その場所を自然と避けてしまうのは当たり前ですよね。綺麗な空き家というのはありません。ほとんどが、家が老朽化してボロボロで、草が生い茂り、見た目が悪いですよね。ですので、空き家があるだけでその周囲の資産価値が下がると言われているのです。その空き家の資産価値が下がるだけなら良いですが、その周辺に住んでいる家の資産価値が下がってしまうということも忘れないようにしましょう。

●まとめ

このように、何故空き家を放置してはいけないか分かりましたか?空き家を放置するのは、自分の家だけではなく、周囲の家にまで迷惑をかけてしまうことを覚えておかなければいけません。もし、空き家を所有しているなら、すぐにでも解体工事することをおすすめします。