さらに、空き家を放置しておくと特定空き家等への指定後も改善が見られなければ命令へとかわり命令に応じなければ代執行へと進みます。代執行とは強制執行で空き家の所有者がするべき義務、つまり空き家の解体等を行政が自ら行います。そして、その費用は空き家の所有者、管理者に請求されることになるので、払わなければいけません。結局は空き家を放置して逃げ切れるわけではないので、行政が解体する前に何らかの手を打っておくことが大切です。
このように、空き家を放置しておくことの問題点を紹介しました。特に田舎の方は古い家がそのまま放置してあることが多いですよね。田舎の方が売却しても高いお金で売ることができないので放置されやすいですよね。ですが、放置することで固定資産税がさらに高くなるなどの問題点が増えるのでできるだけすぐに売却した方がいいでしょう。もし、解体業者に委託したりするのが面倒なら空き家の状態のまま不動産に売却できる場合があります。もちろん、解体費用などがかかるので、更地にするよりも安い値段でしか売れない可能性が高いですが、そのままにしておくよりかはいいでしょう。もし、空き家で困っていたら、相談してくださいね。

みんなの空き家解体