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ブログ2020.09.16

空き家を処分するなら、更地にする?そのまま売却?

空き家を処分したいと思った人もいると思います。そこで、処分方法は2つあります。それは、そのまま売却するか、解体して売却するかということです。では、どちらが良いのかについて紹介したいと思います。

 

●解体して売却するなら、少し考えて

昔は、更地の方が売れやすいといわれてきました。ですが、最近では、古家の流通量も増えてきたのです。出来るだけ安い家に住みたいという人の需要が増えて、空き家でも住みたいと思う人がいるのです。既存住宅の流通量が2005年から右肩上がりで伸びており、10年間で既存の流通量が上昇しました。近年ではリフォーム需要が増えている背景もあり、今後さらに流通量が増えるのではないかと言われています。ただ、空き家でもボロボロで住めたようなものではないなら、解体した方がいいかもしれません。もし、少し手直しすれば人が住めるような住宅であるなら、解体しないで、売却するということも考えましょう。

 

●古家つきの土地の方が良い理由は?

不動産を売るには、多くの買い手に興味を持ってもらうことが大切です。古家のまま売り出せば後から更地にできるので、「戸建てを買いたい層」と「更地を買いたい層」の2つのグループから興味をもってくれるのです。出来るだけ多くの人に興味を持ってもらった方が買い手が見つかる可能性があるので、解体をするのは、少し控えた方がいいでしょう。

 

●土地を持ち続けるなら解体して更地に

ですが、古家をもし、何らかの理由で持ち続けるなら解体して更地にした方が良いですね。空き家にしておくと、家の管理や庭の手入れを定期的にしなければいけないので、手間が増えるからです。古い家は維持管理をしていないと、老朽化が進んでしまいます。そのため、定期的に家の換気や、郵便物を片付けなどをしなければいけません。近くに住んでいるならいいですが、遠くに住んでいる場合は、頻繁に通うのは手間になってしまいますよね。そして、もう一つの理由は、土地の利用用途が増えるからです。更地にすれば、駐車場経営、トランクルーム経営など、活用することが可能なので、空き家を売却することを考えていないなら、解体工事をして更地にすることをおすすめします。

 

●まとめ

このように、空き家は解体工事をして売却かそのまま売却かについて紹介しました。少しでも住めるなら、古家つきで売却する方をおすすめしますが、住めるような状態でないなら、解体して更地にしてから売却することをおすすめします。また、空き家を売却する気がない場合も解体工事をして更地にすることをおすすめします。