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ブログ2020.09.30

空き家の相場が分かる方法とは?

空き家を売却したいときに出来るだけ高く売りたいと思うのではないでしょうか。初めて不動産を売却するときは、どれくらいの相場になるか分からないことがほとんどだと思います。では、空き家はどれくらいの値段になるのか、相場について紹介したいと思います。

 

●空き家の値段は?

 

一般的に一戸建ての場合は築20年で建物価格はゼロになることが多いです。これは、建物にお金をかけた場合でもそれほどかけていなくても同じです。もちろん、多少の違いはありますが、大きく差はありません。木造住宅の価値は20年経つと20%以下になると言われています。築20年といっても綺麗に掃除していたり、リフォームを定期的に行っていたら、まだまだ住むことが出来るのですが、それでも建物に値段が付かないということは良くあります。ですが、場合によっては築30年を超えても値段が付く場合があります。それはどんな家かというと、中古一戸建ての需要がたくさんあるエリアの場合です。土地が高い場所や利便性が高い場所が中古の一戸建てが人気です。反面、田舎などで土地が安く新築を建てても、そこまで高い金額にならないエリアは中古の需要が低いです。

 

●いくらの値段が付くか調べるには?

 

空き家を所有している人には固定資産税の通知書が届きます。そこに記載された「固定資産税評価額」を見てみましょう。

土地の場合は

・都心や人気エリアは「固定資産税評価額」÷0.7より高め

・交通の便の悪い、過疎化している場所は「固定資産税評価額」÷0.7より安め

 

建物の場合は

・新築 固定資産税評価額よりも高めになる可能性

・築年数が古い どんなに古い建物でもゼロにはななりませんが、固定資産税評価額よりも安くなることがほとんど

空き家の売却価格は一番安くなる場合で「土地の値段」-取り壊し費用」

一番高くなる場合で「土地の値段」+「建物の値段」

 

これを参考にしてもらえれば、どれくらいの価格がつくのか分かると思います。

 

遠方にある実家などは土地勘が分からずいくらになるか検討も付かない場合も多いです。そういう場合は、このような方法で空き家の値段を調べてみることをおすすめします。

 

●まとめ

このように、空き家の相場がいくらくらいかの目安が分かりましたか?いくらくらいで売れるんだろうかと不安な人も多いですよね。そんなときは、上記を参考にしてください。また、自分で更地にして売却する方が高く買ってくれる場合も多いです。もし、空き家がかなり老朽化して住めそうにないなら、更地にして売却した方がすぐに買い手が見つかる可能性が高いので、解体工事をすることをおすすめします。