空き家を放置する最大の問題が周囲への影響です。どんな影響を与えてしまうのかというと、倒壊、破損、散乱などです。いずれも周囲に住んでいる人たちとのトラブルに発展していくので、問題が起こります。倒壊にいたらなくても地震による外壁の剥落、台風による屋根材の散乱等による被害などの可能性があります。もし、他人に損害が起きたときは損害に対する賠償責任を負うことになるので、やはり危険です。また、空き家が放火の対象になりやすいことは知っていますか？火災は近隣への損害が回避できず、周囲にまで被害が及ぶと大変なことになるので、火災の危険性を考えなければいけません。また、近隣のトラブルとして庭木や草花などもあります。空き家の敷地内にある竹木は境界を超えないように管理する必要があるので、トラブルにならないように手入れをする必要があります。また、そのまま空き家を放置していくことで、不法侵入を許すことにより治安の悪化、不法投棄や害虫、害獣、犬猫が住み着くによる異臭、悪臭が該当します。動物がすみついて夜中うるさい、糞などでくさいなど行政に苦情が入ってくることも少なくありません。このように、周囲への影響は特に問題になっているので、空き家を放置するのは良くありません。