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ブログ2020.09.29

大阪の空き家対策について

全国で空き家問題が話題になっていますよね。そして、今後も空き家は増えていくと言われていますが、国もさまざまな対策に取り組んでいます。そして、大阪も空き家問題が注目されていますが、どのような対策が行われているか紹介します。

 

●空き家総合戦略・大阪

この戦略は、もともと大阪府が策定していた「住まうビジョン・大阪」に関連するもので、簡単に言うと空き家を地域の魅力再発安全、安心して暮らせる街づくりに活かそうということです。空き家をなくすというよりかは活かしながら暮らしをしようという取り組みです。空き家をすべて壊すのではなく、活用しようという試みになっています。

 

●空き家バンク

 

空き家問題を解決する取り組みとして定番になっているのが、空き家バンクです。大阪では2017年3月に、市町村ではなく府として運用する空き家バンクをスタートさせました。府内にある空き家情報の登録や物件紹介だけではなく、空き家活用の参考例や街の魅力紹介などのコンテンツを設けて、より多くの人が利用しやすいようになっています。府内に引っ越してくる予定の人が「この街に住みたい」と住む地域を決めることができるのです。そして、その地域にある空き家情報を検索して気になる物件をチェックすることもできるため便利です。空き家といっても住むことが出来ない老朽化したものから、少しリフォームすれば住むことが出来るものまでさまざまです。特に大阪は土地が高いので、中古に住みたいと思っている人が多いため、空き家を活用することは十分に可能です。

 

●大阪での今後の対策

 

大阪では、現状ある空き家対策だけでなく、将来的な空き家対策にも力をいれています。市場に出回っていない空き家もまだまだたくさんあるのですが、その空き家に対しては「売る、貸す、解体する」のいずれかの方法で活用したり、管理サービスを利用して適切に維持するなどの方法があります。また、空き家を放置しっぱなしの人には「どうして放置したらいけないのか」を解説したパンフレットを配布するなど、人々の意識を高めるための対策なども検討しています。街全体でさまざまな取り組みをして空き家を出来る限り減らしていこうというのが今後の対策です。

 

●まとめ

 

このように、大阪の空き家対策について紹介しました。空き家は日本の社会問題となっているので、それぞれの県が何らかの対策をすることが大切です。今、空き家を放置している人は、売却してもいいですし、解体工事をして解体をしてもかまいません。住めないものなら解体業者に依頼して、解体すると、売却しやすいです。個人でもどうした方が良いのか考えてみましょう。